1948年、祖父にあたる高澤三郎は戦後シベリア抑留から帰国後に羽田で佃煮屋(髙沢商店)を創業しました。東京湾で獲れたアサリや蛤、小エビ、アミ、白魚などを加工し、市場などに卸し始めました。
当時は4kgサイズの木箱詰めでしたが、私の父にあたる高澤博嗣が二代目となった1980年代以降には包装技術も進歩し、真空包装やトレーパックなど、より衛生的でお客様の手に取りやすい形で届けられるようになりました。
創業以来、歴代の代表者自ら釜場に立ち、原料の状態や味付けのチェックを欠かさず行って参りました。多くのお客様のお陰様を持ちまして、2008年、創業60年を迎えるにあたり
「美味しいの笑顔のために」
社員全員が努力を惜しまない
を新たに企業理念とし、日本の多様化する食文化に合わせた佃煮を創造して参ります。
また日本のみならず、海外、特にアジア各国からの日本食への関心が高まっております。日本の食文化の発展の一助となるよう、尚一層の努力を重ねて参ります。
引き続き、皆さまのご支援のほど宜しくお願い申し上げます。